第137回講演会 樹脂系材料による自動車軽量化の最新動向
開催日:2013年9月20日(金)
環境問題への関心が高まっている現在,自動車分野では国際的にも燃費軽減やクリーンエネルギー自動車の普及が目標の一つに定められています.「軽量化」は燃費軽減を達成するための手段の一つであり,自動車の基本的な性能向上を図る上でも極めて重要な技術です.現行の安全基準を維持しつつ構造部材へ樹脂系材料を適用するなど,軽量化に向けた設計・生産技術での転換や材料技術面での工夫が求められています.
本講演では,従来金属材料が主流であったドア,ボディー,シャシーパネルなど構造部材を樹脂化する際のポイントについて,第一線で活躍されている講師の方々から最新の樹脂化動向,設計の考え方,開発事例などを解説していただきます.多くの方々の参加をお待ちしております.
企画担当委員 | 濱野浩光(ポリプラスチックス),後藤正行(豊田合成), 仲井朝美(岐阜大学),藤井健太(トヨタ紡織) |
---|
場 所:工学院大学 新宿キャンパス 3階アーバンテックホール
〒163-8677 東京都新宿区西新宿1-24-2
プログラム(表中の括弧内の時刻は質疑応答・名刺交換の時間です)
時 刻 | 内 容 | 講 師 |
---|---|---|
10:00-10:50 (10:50-11:00) |
自動車における軽量化技術の現状と展望 キーワード:環境,CFRP,ハイテン,LFA,LCA |
トヨタ自動車(株) 影山 祐史 |
11:00-11:50 (11:50-12:00) |
自動車用プラスチック材料の開発状況と今後の展開 キーワード:自動車用プラスチック,軽量化,高機能化, 熱マネジメント |
三菱化学(株) 藤田 祐二 |
12:00-12:50 | 昼 休 み | |
12:50-13:40 (13:40-13:50) |
炭素繊維複合材料の自動車構造部材への適用技術とその最新動向 キーワード:車両構造,コンポジットデザイン,成形装置、 熱可塑性樹脂複合材料 |
金沢工業大学 鵜沢 潔 |
13:50-14:40 (14:40-14:50) |
自動車樹脂グレージングの開発とその課題 キーワード:樹脂グレージング,各国規格,多色成形, 熱マネジメント |
三菱エンジニアリング プラスチックス(株) 今泉 洋行 |
14:50-15:00 | 休 憩 | |
15:00-15:50 (15:50-16:00) |
自動車部品の軽量化に向けた多機能複合成形システム キーワード:発泡軽量化,多層成形,型締多段制御,電動機 |
宇部興産機械(株) 岡本 昭男 |
16:00-16:50 (16:50-17:00) |
自動車における植物由来および天然繊維強化樹脂の現状 および成形加工における課題 キーワード:エコプラスチック,植物由来樹脂,天然繊維強化樹脂 |
名古屋大学NCC 長岡 猛 |
主 催:プラスチック成形加工学会
協 賛(予定):
化学工学会,型技術協会,強化プラスチック協会,高分子学会,自動車技術会,精密工学会,繊維学会,全日本プラスチック製品工業連合会,日本機械学会,日本合成樹脂技術協会,日本ゴム協会,日本材料学会,日本接着学会,日本繊維機械学会,日本塑性加工学会,日本複合材料学会,日本プラスチック機械工業会,日本レオロジー学会,複合材料界面科学研究会,マテリアルライフ学会,SPE日本支部
定 員:150名(先着順,定員に達し次第締切)
参加費(税込み)
正会員・賛助会員 | 15,000円 | 学生会員 | 1,000円 | 協賛学協会員 | 25,000円 |
---|---|---|---|---|---|
非会員 | 30,000円 | 学生非会員 | 3,000円 | --- | --- |
申込み・お問い合わせ
学会誌「成形加工」に綴じ込みの参加申込書をコピーするか,以下の「参加申込書」をダウンロードの上,必要事項を記入し,下記の学会事務局までFAXまたは郵送にてお申し込み下さい.なお,参加費は銀行振込,郵便為替もしくは現金書留でご送金下さい(ご希望の方には請求書をお送りいたします).なお、PDFファイルを開くにはAdobe社のAdobe Reader(無料)が必要です。
学会事務局
〒141-0032 東京都品川区大崎5-8-5 グリーンプラザ五反田第2-205号室
一般社団法人プラスチック成形加工学会 事務局
TEL: 03-5436-3822, FAX: 03-3779-9698
郵便振替口座番号:00130-7-402104
銀行振込:みずほ銀行銀座中央支店(125)普通預金1952925
名義)一般社団法人プラスチック成形加工学会