第39回 技術交流会

青木固技術賞受賞現場を訪問する
-「酸素吸収性オレフィン容器の実用化における材料製造技術と多層化」
に関する製造現場の見学-

ご注意)参加は本学会会員に限られます。また、同業他社の方は参加をお断りする場合があります。


 プラスチック成形加工学会では,優れた技術を有する企業を訪問し,見学等を通じて活発な技術交流・情報交換が行える会員限定の企画「技術交流会」を開催しております.今回は,「酸素吸収性オレフィン容器の実用化における材料製造技術と多層化」で第19回(平成20年度)青木固技術賞を受賞された東洋製罐(株)の製造現場を訪問いたします.
 プラスチック容器は,金属缶やガラス瓶に比べ軽量で耐衝撃性も優れていますが,容器の壁を通して無視できない量の酸素が透過してしまい,内容物の酸化劣化の観点から問題があります.近年では,飲料・食品分野において,酸素バリア性に対する要求がより高くなっており,その技術開発が求められています.
 本受賞対象は,東洋製罐(株)が開発した酸素吸収性オレフィンボトルの材料製造および成形に関する技術で,二軸押出機を用いた溶融混練によりオレフィン系樹脂を主体とする酸素吸収材の製造を実現させ,その開発した酸素吸収材を用いた多層ボトル製造技術を開発し,ガラス並みの酸素バリア性を有するプラスチックボトルの成形を実現した技術です.
 今回の交流会にて,これらの受賞技術の講演を聴き,製造現場の見学を行いたいと考えております.関連技術者およびユーザーの方々と活発な技術交流・情報交換が行われることを期待しております.

担当企画委員:田上秀一  (福井大)
安原鋭幸(東京工業大)


1.開催日:2009年1月21日(水)

2.会 場:東洋製罐(株) 川崎工場

神奈川県川崎市川崎区浮島町11-1
TEL: (044) 266-1581(代)(担当:総務課長 大竹様)

会場への行き方

JR川崎駅改札口(1箇所のみ)の前にある時計台の下に集合し,会社のバスで現地に向かいます.

3.主 催:プラスチック成形加工学会

4.内 容(予定)

13:00  JR川崎駅改札口前に集合
13:30  東洋製罐(株) 川崎工場到着
13:40  技術交流会開始
  工場長挨拶・会社・工場概要説明
14:10  講演「酸素吸収性オレフィン容器の実用化における製造技術と多層化」
  東洋製罐グループ綜合研究所 研究主任 石原隆幸 氏
15:15  現場視察・質疑応答
16:30  解散(現地での解散となります)

5.定 員

20名(同業他社の方は参加をお断りする場合が有ります。また、本交流会の参加は学会会員(賛助会員、学生会員を含む)に限ります。あらかじめご了承願います。)

6.申込締切:2009年1月13日(火)

7.参加費

会員・賛助会員 8,000円
学生会員 1,000円

8.申し込み・お問い合わせ先

 学会誌「成形加工」に綴じ込みの参加申込書をコピーするか、「参加申込書」(PDFファイル)をダウンロードの上、必要事項を記入し下記学会事務局までFAXまたは郵送にてお申し込み下さい。なお、参加費は銀行振込、郵便為替もしくは現金書留でご送金下さい(ご希望の方には請求書をお送りいたします)。なお、PDFファイルを開くにはAdobe社のAcrobat Reader(無料)が必要です。

(社)プラスチック成形加工学会 事務局
〒141-0032 東京都品川区大崎5-8-5
       グリーンプラザ五反田第2-205

TEL (03)5436-3822, FAX (03)3779-9698
郵便振替:00130-7-402104
銀行振込:みずほ銀行 銀座中央支店(125)
     普通預金1952925
     名義 (社)プラスチック成形加工学会


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