第10回成形加工テキストシリーズ講座

第I巻「流す・形にする・固める」&第II巻「成形加工における移動現象」


 本学会では、成形加工の基礎理論の標準的な教科書として「テキストシリーズプラスチック成形加工学(全6巻)」発刊の企画を進めております。本講座では、このテキストシリーズ各巻の内容を、編集を担当された先生方が、平易に且つ具体的に解説しますので、ご出席された方々から大変好評を博しております。今年度はテキスト第I巻「流す・形にする・固める」、第II巻「成形加工における移動現象」について、重要なポイントを系統立てて解説いただくほか、成形加工に関する最先端の研究・開発状況についても解説していただきます。
 従来、成形加工に関する問題解決の多くを現場の熟練技能者の技量に頼るという傾向でした。しかし、今後より一層の製品の品質向上や生産コストの低減を図るためには、技量だけではなく、論理的現象理解に基づく技術の確率ができる人材の育成が必要不可欠と考えられます。本講座は、このような人材育成の一助になるものと確信しておりますので、多くの方々のご参加をお待ちしております。

企画担当委員 牛田洋子 (豊田合成)
東川芳晃 (住友化学)
高橋英彦(日産自動車)


1.開催日:2008年9月26日(金)

2.場 所:東京工業大学百年記念館フェライト会議室

住 所:〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1
電 話:03-5734-3340
行き方:東急線大岡山駅下車(駅前、大岡山東地区)

地図を次のホームページでご覧頂けます。
http://www.titech.ac.jp/access-and-campusmap/j/o-okayama-campus-j.html

3.主 催:プラスチック成形加工学会

4.協 賛(予定)

高分子学会、日本化学会、化学工学会、SPE 日本支部、日本機械学会、精密工学会、日本レオロジー学会、日本塑性加工学会、日本材料学会、日本複合材料学会、マテリアルライフ学会、型技術協会、強化プラスチック協会、日本合成樹脂技術協会、日本ゴム協会、日本プラスチック機械工業会

5.プログラム

時  刻 内  容 講  師
10:00-10:55 第I巻「『流す・形にする・固める』という概念」「形状の付与」
キーワード:「流す・形にする・固める」プロセス、形にするプロセスと成形力、成形精度
東京工業大学
 佐藤 勲
10:55-11:50 第II巻「移動現象からみた成形加工」
キーワード:移動速度と駆動力、保存則、熱移動と材料温度、熱移動の3形態
東京工業大学
 佐藤 勲
11:50-12:50 昼 休 み
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12:50-13:45 第I巻「流動性の付与」「形状の固定化」「『流す・形にする・固める』によって発現する機能」
キーワード:加工時間、緩和時間、ガラス転移、融点、結晶化、透明性
山形大学
 小山清人
13:45-14:40 第II巻「プラスチック材料の流動現象と転移現象」
キーワード:レオロジー、せん断粘度、伸長粘度、構成方程式、大変形
山形大学
 小山清人
14:40-14:55 休 憩
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14:55-15:50 第I巻「『流す・形にする・固める』過程での成形不良」
キーワード:成形不良、射出成形、金型内成形現象、フローマーク、ウェルドライン、シルバーストリーク、ボイド、ヤケ、可視化
東京大学
 横井秀俊
15:50-16:45 第II巻「成形加工における輸送現象」
キーワード:加熱シリンダ、輸送現象、スクリュ可塑化、固体輸送、ペレット、可視化
東京大学
 横井秀俊

6.定 員:50名(先着順、定員に達し次第締切)

7.参加費(税込み)

会員・賛助会員(含協賛学協会員) 20,500円
学生会員 6,500円
非 会 員 35,500円
学生非会員 8,500円

(テキスト不要の場合は申込み用紙にその旨記載して下さい)

8.申込み方法

 学会誌「成形加工」に綴じ込みの参加申込書をコピーするか、「参加申込書」(PDFファイル)をダウンロードの上、必要事項を記入し下記までお申し込み下さい。ご送金は、銀行振込、現金書留、郵便為替または当日現金にてお支払い下さい(ご希望の方には請求書をお送りいたします)。なお、PDFファイルを開くにはAdobe社のAcrobat Reader(無料)が必要です。

9.申込み・お問い合わせ先

〒141-0032
東京都品川区大崎5-8-5
グリーンプラザ五反田第2-205号室

社団法人 プラスチック成形加工学会事務局

TEL: 03-5436-3822 FAX: 03-3779-9698
郵便振替口座番号: 00130-7-402104
銀行振込:みずほ銀行 銀座中央支店(125)普通預金 1952925

名義)社団法人プラスチック成形加工学会


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