第111回講演会

製品軽量化がもたらす付加価値向上
-材料から成形技術まで-


 これまでも飲料容器や家電製品の筐体,あるいは自動車関連部品に見られるように,プラスチックあるいはプラスチックをベースとする複合材料はその軽さ故に,様々なシーンにおいて金属やガラスの代替材料として用途を拡げてきました.それに加えて,昨今の乱高下する原油価格の将来への不安や地球環境負荷低減に対する意識の高まりから,軽量化を目指す流れは一層加速していくと考えられます.
 本講演会では,軽量化のスタートラインとなる材料開発に関する話題を皮切りに,成形法の工夫により画期的な軽量化に成功した事例や,軽量化だけでなく製品機能面まで踏み込んで検討を行った事例などをプラスチック材料にこだわることなく幅広くとりあげ,製品軽量化のトレンドを目の当たりにしていただくことを狙っています.
 単なる軽量化ではない,製品の付加価値向上につながる技術開発を目指す皆さまの積極的なご参加をお待ちしております.

企画担当委員:斉藤卓志(東京工業大学)
西 栄一   (旭硝子)
小川淳一   (マツダ)


1.開催日:2009年5月14日(木)

2.場 所:タワーホール船堀,2階「桃源」

〒134-0091 東京都江戸川区船堀4-1-1
 都営新宿線船堀駅下車1分(駅前)

http://www.towerhall.jp/

3.主 催:プラスチック成形加工学会

4.協 賛(予定):

高分子学会,日本化学会,化学工学会,SPE日本支部,日本機械学会,精密工学会,日本レオロジー学会,日本塑性加工学会,日本材料学会,日本複合材料学会,マテリアルライフ学会,型技術協会,強化プラスチック協会,日本合成樹脂技術協会,日本ゴム協会,日本プラスチック機械工業会

5.プログラム

時  刻 内     容 講  師
10:30-11:20 軽量化のためのエンジニアリングプラスチック,工法の開発
 キーワード:エンジニアリングプラスチック,新材料,工法開発,軽量化
 ポリプラスチックス(株)
  松島三典
11:20-11:30 質疑応答・名刺交換
11:30-12:20 フッ素ゴムフォームを用いた車両部品の軽量化
 キーワード:フッ素ゴム,型発泡,金型設計,プレス条件の最適化
 旭硝子(株)
  本多 誠
12:20-12:30 質疑応答・名刺交換
12:30-13:30 昼 休 み
-
13:30-14:40 成形加工による自動車部品の機能統合 −製品軽量化と付加価値向上の両立−
 キーワード:長繊維強化複合材料,発泡成形,機能統合
 マツダ(株)
  栃岡孝宏
14:40-14:50 質疑応答・名刺交換
14:50-15:40 MIMにおける部品軽量化と機能最適化のための成形技術
 キーワード:Metal Injection Molding (MIM),高機能,複合,成形技術
 太盛工業(株)
  田中茂雄
15:40-15:50 質疑応答・名刺交換
15:50-16:40 発泡シートを用いたハイブリッド加工技術による自動車部品成形
 キーワード:真空成形,発泡倍率,ポリプロピレン発泡シート,軽量化
 住友化学(株)
  廣田知生
16:40-16:50 質疑応答・名刺交換

6.定 員:100名(先着順、定員に達し次第締め切り)

7.参加費(税込み)

会員・賛助会員(含協賛学協会員) 15,000円
学生会員 1,000円
非 会 員 30,000円
学生非会員 3,000円

8.申込み方法

 学会誌「成形加工」に綴じ込みの参加申込書をコピーするか、「参加申込書」(PDFファイル)をダウンロードの上、必要事項を記入し下記学会事務局までFAXまたは郵送にてお申し込み下さい。なお、参加費は銀行振込、郵便為替もしくは現金書留でご送金下さい(ご希望の方には請求書をお送りいたします)。なお、PDFファイルを開くにはAdobe社のAcrobat Reader(無料)が必要です。

9.申込み・お問い合わせ先

〒141-0032
東京都品川区大崎5-8-5
グリーンプラザ五反田第2-205号室

社団法人 プラスチック成形加工学会事務局

TEL: 03-5436-3822 FAX: 03-3779-9698
郵便振替口座番号: 00130-7-402104
銀行振込:みずほ銀行 銀座中央支店(125)普通預金 1952925

名義)社団法人プラスチック成形加工学会


企画行事のページへ戻る