プラスチック成形加工は、樹脂を溶かし、「流す」、「形にする」、「固める」プロセスが基本になります。これらのプロセスでは、樹脂と成形機・金型間で、熱移動が複雑に行われます。伝熱現象を正しく理解することは、成形現象を正確に捉える上で重要なポイントとなります。
本講演会では、当分野の最先端の研究を行われている東京工業大学佐藤勲教授を始めとする研究者の方々に、伝熱の基礎から可視化・計測による成形加工プロセスの理解、レーザー接合、高速型温度制御などの応用技術について、豊富なデータや知見を基に分かり易く解説いただきます。また、講演会の最後には研究室見学の時間も設けており、種々の実験設備をご覧いただく絶好の機会です。多くの方々のご参加をお待ちしております。
担当企画委員:畑 義和 (東芝)
土屋淳志 (ムネカタ)
西 芳夫(ポリプラスチックス)
安原鋭幸 (東工大)
牛田洋子 (豊田合成)
1.開催日:2009年2月20日(金)
2.場 所:東京工業大学大岡山キャンパス 石川台地区石川台3号館304号室
〒152-8552 東京都目黒区大岡山2-12-1
TEL:(03)5734-3238(佐藤研究室)
行き方:東急目黒線・大井町線「大岡山」駅下車 徒歩約10分http://www.titech.ac.jp/access-and-campusmap/j/o-okayama-campus-j.html
3.主 催:プラスチック成形加工学会
4.協 賛(予定):
高分子学会、日本化学会、化学工学会、SPE日本支部、日本機械学会、精密工学会、日本レオロジー学会、日本塑性加工学会、日本材料学会、日本複合材料学会、マテリアルライフ学会、型技術協会、強化プラスチック協会、日本合成樹脂技術協会、日本ゴム協会、日本プラスチック機械工業会
5.プログラム:
時 刻 内 容 講 師 10:30-12:00 成形加工における伝熱学
キーワード:伝熱の基礎、伝熱制御、可視化/計測技術
東京工業大学
佐藤 勲
12:00-13:00 昼休み - 13:00-13:50 可視化・計測による成形加工プロセスの理解
キーワード:微細形状転写、屈折率分布、溶融樹脂の直接塗布成形東京工業大学
斉藤卓志
14:00-14:50 新たな成形加工プロセスへの取り組み
キーワード:レーザー接合、超音波利用、高速型温度制御東京工業大学
斉藤卓志
14:50-15:20 佐藤研究室が取り組んでいる研究の紹介
キーワード:省エネ空調システム、マイクロバブル東京工業大学
川口達也
15:20-15:30 休憩 - 15:30-16:45 研究室見学および質疑応答 見学引率;佐藤研究室スタッフ
質疑応答;佐藤 勲
17:00-18:00 交流会;希望者のみ。人数カウントのため事前申込みが必要。
(20名以上の参加希望者が得られた場合に開催)
-
6.定 員:50名(先着順、定員に達し次第締め切り)
7.参加費(税込み):
会員・賛助会員(含協賛学協会員) 15,000円 学生会員 1,000円 非 会 員 30,000円 学生非会員 3,000円
8.申込み方法:
学会誌「成形加工」に綴じ込みの参加申込書をコピーするか、「参加申込書」(PDFファイル)をダウンロードの上、必要事項を記入し下記学会事務局までFAXまたは郵送にてお申し込み下さい。なお、参加費は銀行振込、郵便為替もしくは現金書留でご送金下さい(ご希望の方には請求書をお送りいたします)。なお、PDFファイルを開くにはAdobe社のAcrobat Reader(無料)が必要です。
9.申込み・お問い合わせ先:
〒141-0032
東京都品川区大崎5-8-5
グリーンプラザ五反田第2-205号室
社団法人 プラスチック成形加工学会事務局
TEL: 03-5436-3822 FAX: 03-3779-9698
郵便振替口座番号: 00130-7-402104
銀行振込:みずほ銀行 銀座中央支店(125)普通預金 1952925
名義)社団法人プラスチック成形加工学会