G8洞爺湖サミットを受けて温室効果ガスの排出量の大幅な低減が不可避であり,「低炭素社会」や,環境に調和した「資源循環型社会」の実現に向かって進んでいくことが必要とされています.そこで,これらの社会を実現する上で重要な役割を果たす新しい素材,「バイオマスプラスチック」および「生分解性プラスチック」の普及が加速しております.また,地球温暖化防止の観点から,二酸化炭素の増減に影響を与えないカーボンニュートラルという考え方や,環境負荷低減への寄与を表すものとして,植物度という概念が提案されています.グリーンプラ識別表示制度とともにバイオマスプラ識別表示制度もスタートし,様々な分野で着実に実用化が進んでいます.今後新しい製品開発が活発になり,本格的な市場形成が期待されています.本講演会では,2006年1月に開催された第95回講演会の続編として,その後のバイオプラスチックに関する最新動向を第一線で活躍されている講師の方々からご講演していただきます.多くの方々のご参加をお待ちしております.
担当企画委員:西村寛之 (大阪ガス)
榎本和城 (東京理科大)
畠山寿治 (リコー)
山内 哲 (パナソニック電工)
猪股 勲(日本バイオプラスチック協会)
1.開催日:2009年2月5日(木)
2.場 所:タワーホール船堀(東京都)
住 所:〒134-0091 東京都江戸川区船堀4-1-1
行き方:都営新宿線船堀駅下車1分(駅前) 地図を以下でご覧いただけます
3.主 催:プラスチック成形加工学会、日本バイオプラスチック協会
4.協 賛(予定):
高分子学会、日本化学会、化学工学会、SPE 日本支部、日本機械学会、精密工学会、日本レオロジー学会、日本塑性加工学会、日本材料学会、日本複合材料学会、マテリアルライフ学会、型技術協会、強化プラスチック協会、日本合成樹脂技術協会、日本ゴム協会、日本プラスチック機械工業会
5.プログラム:
時 刻 内 容 講 師 10:00-10:50 バイオプラスチックの最近の動向と市場
キーワード:バイオマスプラスチック、新規プラスチック生産計画、カーボン
日本バイオプラスチック協会
猪股 勲
10:50-11:00 質疑応答・名刺交換
11:00-11:50 サトウキビ由来ポリエチレンについて
キーワード:サトウキビ、ポリエチレン、ブラジル
豊田通商(株)
佐藤 慎一
11:50-12:00 質疑応答・名刺交換
12:00-13:00 昼 休 み
- 13:00-13:50 ポリ乳酸の最近の技術動向と採用例
キーワード:ポリ乳酸、ポリマー改質技術、耐熱性、耐久性、耐衝撃性、フィルム
ユニチカ(株)
白井 宏政
13:50-14:00 質疑応答・名刺交換
14:00-14:50 植物性シュリンクラベル:バイオマスラベルの採用について
キーワード:シュリンクラベル、ポリ乳酸
アサヒ飲料(株)
坂本 朝紀
14:50-15:00 質疑応答・名刺交換
15:00-15:10 休 憩
15:10-16:00 天然素材を使った自動車部品開発の現状と将来
キーワード:COMS-BP、天然繊維、植物、バイオプラスチック
トヨタ車体(株)
西村 拓也
16:00-16:10 質疑応答・名刺交換
16:10-17:00 電子機器用のバイオプラスチックの現状と将来展望
キーワード:ポリ乳酸、バイオプラスチック、天然物、電子機器
日本電気(株)
位地 正年
17:00-17:10 質疑応答・名刺交換
6.定 員:100名(先着順、定員に達し次第締め切り)
7.参加費(税込み):
会員・賛助会員(含協賛学協会員) 15,000円 学生会員 1,000円 非 会 員 30,000円 学生非会員 3,000円
8.申込み方法:
学会誌「成形加工」に綴じ込みの参加申込書をコピーするか、「参加申込書」(PDFファイル)をダウンロードの上、必要事項を記入し下記学会事務局までFAXまたは郵送にてお申し込み下さい。なお、参加費は銀行振込、郵便為替もしくは現金書留でご送金下さい(ご希望の方には請求書をお送りいたします)。なお、PDFファイルを開くにはAdobe社のAcrobat Reader(無料)が必要です。
9.申込み・お問い合わせ先:
〒141-0032
東京都品川区大崎5-8-5
グリーンプラザ五反田第2-205号室
社団法人 プラスチック成形加工学会事務局
TEL: 03-5436-3822 FAX: 03-3779-9698
郵便振替口座番号: 00130-7-402104
銀行振込:みずほ銀行 銀座中央支店(125)普通預金 1952925
名義)社団法人プラスチック成形加工学会