プラスチックの高機能化の手法として、ミクロンオーダーのフィラーの添加は古くから行われてきました。近年では、機能の改善、新たな機能の付与を目的としてカーボンナノチューブやナノファイバーなどの新たなフィラーや、従来からあるフィラーについても微粒子フィラーの開発が活発に行われており、すでに多くの分野で実用化も進められております。
そこで今回の講演会では、微粒子フィラーに焦点を絞り、種々の微粒子フィラーについて、その構造、性質と、プラスチックに添加した際の機能性について紹介していただき、今後のさらなるフィラー添加によるプラスチックの高機能化について考える講演会を企画いたしました。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
担当企画委員:仲井朝美(京都工芸繊維大学)
長尾勇志 (昭和電工)
森井 亨 (湘南工科大学)
1.開催日:2008年4月23日(水)
2.場 所:キャンパス・イノベーションセンター(東京都)
住 所:東京都港区芝浦3-3-6
行き方:山手線・京浜東北線田町駅下車 徒歩1分(地図を以下のホームページでご覧いただけます)
3.主 催:プラスチック成形加工学会
4.協 賛(予定):
高分子学会、日本化学会、化学工学会、SPE 日本支部、日本機械学会、精密工学会、日本レオロジー学会、日本塑性加工学会、日本材料学会、日本複合材料学会、マテリアルライフ学会、型技術協会、強化プラスチック協会、日本合成樹脂技術協会、日本ゴム協会、日本プラスチック機械工業会
5.プログラム:
時 刻 内 容 講 師 10:00-11:00 微粒子炭酸カルシウムの種類と表面処理、それらを充填した複合材料の力学特性について
キーワード:表面処理、ステアリン酸、変性ポリマー、ポリプロピレン、衝撃強度
岡山県工業技術センター
永田員也
11:00-11:10 休 憩
- 11:10-12:10 (仮題)シリカ粒子のフィラーへの応用
キーワード:球状シリカ、結晶性シリカ、半導体封止材
(株)龍森
中島信哉
12:10-13:30 昼 休 み
- 13:30-14:30 難燃剤としての水酸化アルミニウム、放熱フィラーとしてのアルミナ
キーワード:難燃、難燃剤、放熱、熱伝導率、絶縁、フィラー、水酸化アルミニウム、アルミナ
昭和電工(株)
岡本英俊
14:30-14:40 休 憩
- 14:40-15:40 CNT複合化技術 -樹脂コンポジットを中心に-
キーワード:ナノサイズ、濡れ性、素材にやさしい分散、射出成形、多機能化
日精樹脂工業(株)
山極佳年
15:40-15:50 休 憩
- 15:50-16:50 ポリマー/微粒子フィラー材料の高度分散技術 -超音波分散技術を中心に-
キーワード:微粒子、ポリマー、分散、凝集体、超音波
出光興産(株)
末次義幸
6.定 員:60名(先着順、定員に達し次第締め切り)
7.参加費(税込み):
会員・賛助会員(含協賛学協会員) 15,000円 学生会員 1,000円 非 会 員 30,000円 学生非会員 3,000円
8.申込み方法:
学会誌「成形加工」に綴じ込みの参加申込書をコピーするか、「参加申込書」(PDFファイル)をダウンロードの上、必要事項を記入し下記学会事務局までFAXまたは郵送にてお申し込み下さい。なお、参加費は銀行振込、郵便為替もしくは現金書留でご送金下さい(ご希望の方には請求書をお送りいたします)。なお、PDFファイルを開くにはAdobe社のAcrobat Reader(無料)が必要です。
9.申込み・お問い合わせ先:
〒141-0032
東京都品川区大崎5-8-5
グリーンプラザ五反田第2-205号室
社団法人 プラスチック成形加工学会事務局
TEL: 03-5436-3822 FAX: 03-3779-9698
郵便振替口座番号: 00130-7-402104
銀行振込:みずほ銀行 銀座中央支店(125)普通預金 1952925
名義)社団法人プラスチック成形加工学会