射出成形CAE専門委員会
平成17年度活動報告


 本年度は3回の委員会を開催した。本年度は第4期目であり、これまでの活動(6年間)を振り返り、改めて解析精度の向上に対して、解析で用いている入力条件が、はたして成形機側で実現しているのかを実験的に検証するのが本年度の目的である。各委員会でのおもな活動は以下の通りである。
1.第24回専門委員会(ムネカタ(株)ヘッドオフィス研究所
平成17年6月20日開催 参加者17名
 第4期目の取り組みとして、ある形状に対して解析結果から得られる対策の有効性を確認(解析担当者の不満を解決)する取り組みを行うことを決めた。
(a) 形状を決め(最大150x200程度)、着目する現象を決める(充填圧力、そり、外観...)。
(b) 現象対策のための解析を実施する(ゲート位置、冷却配管などの対策を考える)。
(c) 対策にあわせて金型仕様(入れ子など)を決定し、金型製作を行う。
(d) 実験を行い解析結果の対策案の有効性について議論を行う。
を進めることを確認した。
2. 専門委員会 公開セミナー(江戸川区タワーホール船堀)
平成17年7月7日、8日開催 参加者95名
 今までの成果と、CAE関連の最近の話題を集めた2日間の講演会を実施した。
テーマ「さらにCAE技術をものづくりに活かすには」
招待講演数3件、成果報告2件、事例紹介10件、フリーディスカッション 
3.第25回専門委員会(江戸川区タワーホール船堀
平成17年8月30日開催 参加者24名
 前回の結果を受けて、具体的な形状データを提示し、その形状でどのような計測項目があるかを検討した。
4.第26回専門委員会(日産横浜ビル21階Cホール)
平成17年11月18日開催 参加者29名
 全部で4案を持ち寄り、以下の評価観点でどの案が最適であるかを討議した。
・収縮率 ・反り変形 ・成形品内の物性値分布 ・倒れこみ量 ・肉厚変更部の不良現象 ・肉厚変更部の可視化 ・真円度 ・フローパターン(肉厚変化) ・フローパターン(対称性)
これらを最も満足する1案を決定した。


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