第35回 技術交流会

青木固技術賞受賞現場を訪問する
-「逐次二軸延伸法による液晶ディスプレイ用COP位相差フィルムの開発」に関する製造現場の見学-

ご注意)参加は本学会会員に限られます。また、同業他社の方は参加をお断りする場合があります。


 今回は、「逐次二軸延伸法による液晶ディスプレイ用COP 位相差フィルムの開発」で第18回(平成19年度)青木固技術賞を受賞された日本ゼオンの製造現場を訪問いたします。テレビやパソコンなど、様々な場面でディスプレイを目にする機会が増えてきました。そのディスプレイは、近年ではブラウン管から液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどのフラットディスプレイへの移行が急激に進んでいます。特に液晶ディスプレイの市場展開は進んでおります。一方では、需要の増大と市場の要求に伴う低価格化に対応するため、液晶ディスプレイ用の位相差フィルムにつきましても対応が迫られています。
 本受賞対象は日本ゼオン が開発した液晶ディスプレイ用位相差フィルム生産に関する技術で、逐次二軸延伸法を利用してフィルム幅と内部構造を制御した位相差フィルムを偏光板とロールツーロールすることにより部品点数を削減し、世界初となる商業化を可能とした位相差フィルム生産技術です。今回の交流会にて、これらの受賞技術の講演を聴き、製造現場の見学を行いたいと考えております。関連技術者およびユーザーの方々と活発な技術交流・情報交換が行われることを期待しております。

担当企画委員:田上秀一  (福井大)
佐藤公俊(電気通信大)


1.開催日:2007年12月4日(火)

2.会 場:日本ゼオン(株) 精密光学研究所

富山県高岡市二上新422-1
TEL: 0766-32-1601

会場への行き方

JR 高岡駅北口1階改札口前に集合し、バスで現地に向かう予定です。

3.主 催:プラスチック成形加工学会

4.内 容

13:30 JR 高岡駅北口1階改札口前に集合 バスにて移動
13:50 日本ゼオン 精密光学研究所 到着
14:00 ・講演「逐次二軸延伸法による液晶ディスプレイ用 COP 位相差フィルムの開発」
  日本ゼオン総合開発センター 精密工学研究所 チームリーダー
    宮城孝一氏
・質疑応答
・工場の説明
15:00 生産現場見学
15:40 日本ゼオン 精密光学研究所出発 バスにて移動
16:00 JR 高岡駅到着後解散

5.定 員:20名(同業他社の方は参加をお断りする場合が有ります)

6.申込締切:2007年11月26日(月)

7.参加費(非課税):

会員・賛助会員 8,000円
学生会員 1,000円

8.申し込み・お問い合わせ先

 学会誌「成形加工」に綴じ込みの参加申込書をコピーするか、「参加申込書」(PDFファイル)をダウンロードの上、必要事項を記入し下記学会事務局までFAXまたは郵送にてお申し込み下さい。なお、参加費は銀行振込、郵便為替もしくは現金書留でご送金下さい(ご希望の方には請求書をお送りいたします)。なお、PDFファイルを開くにはAdobe社のAcrobat Reader(無料)が必要です。

(社)プラスチック成形加工学会 事務局
〒141-0032 東京都品川区大崎5-8-5
       グリーンプラザ五反田第2-205

TEL (03)5436-3822, FAX (03)3779-9698
郵便振替:00130-7-402104
銀行振込:みずほ銀行 銀座中央支店(125)
     普通預金1952925
     名義 (社)プラスチック成形加工学会


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