いうまでもなくレオロジーと成形加工は深く結びついています。プラスチックの成形加工においては、材料を流して、型にはめて固める作業が基本です。そこでは材料の流動特性と、流動の結果生じる材料物性がきわめて重要です。そのような現象を扱う学問がレオロジーです。レオロジーの重要性、有用性は十分認識されていると言えます。例えば07年度の年次大会におけるレオロジーの特別企画セッションは多数の聴講者がありました。
有用性はわかっているが、しかしレオロジーはわかりづらく、敷居が高いものであるとの声があるのもまた確かです。大学や大学院でもレオロジーの講義を科目に持つところは多くありません。また巷にも自習用として用いることができるような教科書は多くありません。年次大会における特別セッションでも、もっと基礎的な内容から話を聴いてみたいという要望が寄せられていました。
そこで本夏季セミナーは、レオロジーを基礎からじっくり知ることができる場を用意するために企画いたしました。年次大会特別企画セッションとほぼ同じ講師陣により、より基礎的な内容から、時間もたっぷりとってお話をいただきます。
本セミナーは毎年夜中まで、講師を含む参加者が本音で話をし、情報交換、交流の場となっております。多くの方のご参加をお待ちしております。
担当企画委員:増渕雄一 (京都大)
小林博行(ポリプラスチックス)
古市謙次 (東洋紡)
東川芳晃 (住友化学)
1.開催日:2008年9月18日(木)〜19日(金)
2.場 所:隠岐プラザホテル
〒685-0015 島根県隠岐郡隠岐の島町港町11-1
TEL. 08512-2-0111
http://www.okiplaza.com/
3.主 催:プラスチック成形加工学会
4.協 賛(予定):
高分子学会、日本化学会、化学工学会、SPE 日本支部、日本機械学会、精密工学会、日本レオロジー学会、日本塑性加工学会、日本材料学会、日本複合材料学会、マテリアルライフ学会、型技術協会、強化プラスチック協会、日本合成樹脂技術協会、日本ゴム協会、日本プラスチック機械工業会
5.定 員:50名(先着順、定員に達し次第締切)
6.申込締切:2008年8月22日(金)(定員に達し次第締切る場合があります)
7.参加費:
会員・賛助会員(含協賛学協会員) 15,000円 学 生 1,000円 非会員 30,000円 学生非会員 3,000円 *)宿泊費(食費込み)16,000円が別途必要です。夏季セミナーは宿泊を原則としております。和室相部屋となります。
8.スケジュール:
日 付 時 間 プログラム(飛行機,フェリーの就航状況により変動する可能性があります) 9月18日 15:00 集合,オリエンテーション 15:30 招待講演 高分子溶融体のレオロジー 京都大学
渡辺 宏
17:00 休 憩 18:00 懇親会 9月19日 09:00 招待講演 高分子ガラスのレオロジー 大阪大学
井上正志
10:30 休 憩 10:45 招待講演 高分子ブレンドと共重合体のレオロジー 九州大学
高橋良彰
12:15 昼 食 13:00 話題提供 高分子レオロジーのシミュレーション 京都大学
増渕雄一
14:00 解 散
9.申込み及びお問い合わせ先:
開催場所等の都合により、本ワークショップのとりまとめを下記旅行代理店に委託しております。
参加のお申し込み(申込み用紙のダウンロード)、お問い合わせは、下記までお願いいたします。
〒604-8005 京都市中京区河原町通三条上ル
近畿日本ツーリスト河原町ビル4F
近畿日本ツーリスト(株)京都支店 担当:河合/東(アズマ)
TEL: 075-221-7401, FAX: 075-223-5192
e-mail:azuma076247"@マークを入れてください"mb.knt.co.jp
その他ご不明な点は学会事務局へお問い合わせください.
〒141-0032 東京都品川区大崎5-8-5
グリーンプラザ五反田第2-205号室社団法人 プラスチック成形加工学会事務局
TEL: 03-5436-3822, FAX: 03-3779-9698