プラスチック成形加工学会

身近な現場で考える地球環境問題とプラスチック製造

開催日:2015年9月28日(月)

 地球の限りある資源を有効に利用し,循環型の日本を,そして世界を創っていくためには,多くの課題があります.この地球の環境問題は,奥が深く,一朝一夕では解決できません.当然,プラスチック製品の製造業に関わる我々も,少しずつでもこの地球環境問題について考え,行動していかなくてはなりません. 本講演では,この地球環境問題を身近な現場レベルにまで落とし込んでいきたいと考えております.環境影響評価の一つであるライフサイクルアセスメント(LCA)の話題や,時代のニーズに合わせ変貌を遂げてきた成形機の変遷を知ることにより身近に環境問題を考える材料としていただき,材料のリサイクル技術,製造プロセスにおける資源やエネルギーのロスに着目して総合的に評価を行うマテリアルフローコスト会計(MFCA)の話題と身近な話題を講演していただきます.なお,本講演会の内容の一部は,本学会誌12月号で特集する予定です.多くの方々のご参加をお待ちしております.

企画担当委員 福嶋容子(シャープ),松尾雄一(三菱電機),羽手原真一(コニカミノルタ),宝田亘(東京工業大学),筆本啓之(ブリヂストン),龍野道宏(日精樹脂),服部高明(日本ポリエチレン),安田健(東京都立産業技術研究センター)

場 所:東京都立産業技術研究センター 本部

東京都江東区青海2-4-10
TEL:(03)5530-2111
新交通ゆりかもめ「テレコムセンター」駅前

プログラム(表中の括弧内の時刻は質疑応答・名刺交換の時間です)

時 刻 内 容 講 師
10:40-12:00
(12:00-12:10)
プラスチックに関するLCA
 キーワード:LCA
工学院大学
 稲葉 敦
12:10-13:10 昼 休 み  
13:10-13:40
(13:40-13:50)
射出成形機の変遷と環境負荷低減への取り組み
 キーワード:省エネ、回生、ハイサイクル、軽量化
日本製鋼所
 松崎 孝治
13:50-14:40
(14:40-14:50)
炭素繊維のリサイクルとその背景,問題点,そして,ビジネスの可能性
 キーワード:炭素繊維,回収,コスト,応用,ビジネス
同志社大学
 藤井 透
14:50-15:00 休  憩  
15:00-15:50
(15:50-16:00)
家電混合プラスチック自己循環リサイクル技術
 キーワード:家電リサイクル、プラスチック、選別、改質
三菱電機
 井関 康人
16:00-16:10 休  憩  
16:10-17:00
(17:00-17:10)
環境負荷低減とコストダウンを同時に実現するマテリアルフローコスト会計(MFCA)
キーワード:産現場視点,モッタイナイ
MFCA研究所
石川隆司

主 催:プラスチック成形加工学会

協 賛(予定):

化学工学会,型技術協会,強化プラスチック協会,高分子学会,自動車技術会,精密工学会,繊維学会,全日本プラスチック製品工業連合会,日本機械学会,日本合成樹脂技術協会,日本ゴム協会,日本材料学会,日本接着学会,日本繊維機械学会,日本塑性加工学会,日本複合材料学会,日本プラスチック機械工業会,日本レオロジー学会,マテリアルライフ学会,SPE日本支部

定 員:50名(先着順,定員に達し次第締切)

参加費(税込み)

正会員・賛助会員/法人会員 15,000円 学生会員 1,000円 協賛学協会員 25,000円
非会員 30,000円 学生非会員 3,000円 --- ---

申込み・お問い合わせ

 学会誌「成形加工」に綴じ込みの参加申込書をコピーするか,以下の「参加申込書」をダウンロードの上,必要事項を記入し,下記の学会事務局までFAXまたは郵送にてお申し込み下さい.なお,参加費は銀行振込,郵便為替もしくは現金書留でご送金下さい(ご希望の方には請求書をお送りいたします).なお、PDFファイルを開くにはAdobe社のAdobe Reader(無料)が必要です。

学会事務局

〒141-0032 東京都品川区大崎5-8-5 グリーンプラザ五反田第2-205号室
 一般社団法人プラスチック成形加工学会 事務局

TEL: 03-5436-3822, FAX: 03-3779-9698
郵便振替口座番号:00130-7-402104
銀行振込:みずほ銀行銀座中央支店(125)普通預金1952925
 名義)一般社団法人プラスチック成形加工学会