プラスチック成形加工学会

第139回講演会 多様化するバリアフィルム

開催日:2014年1月14日(火)

 近年有機ELや電子ペーパー,太陽電池など次世代デバイスへの注目が益々高まっており,それに伴いハイバリア性能を付与したフィルムに注目が集まってきております.急速に市場拡大しているモバイルツールにおいては,フレキシブル有機ELディスプレイが期待されていますが,これらのデバイスは極微量の水分や酸素の影響で性能が低下してしまうため,水蒸気バリア性と酸素バリア性の両方の機能性を付与することが必要不可欠となっております.
 一方,食品や医薬品の包装分野においても,これまで以上にバリア性の高機能化が求められており,材料開発や製品設計の面で様々な工夫が施されております.
 本講演会では,多方面の用途で用いられているバリア性フィルムの開発動向や最新製品技術に関して講師の方々からご講演いただきます.多くの方々のご参加をお待ちしております.

企画担当委員 西尾美帆子(藤森工業),山田昌宏(大阪ガス),山田勝大(住友化学)

場 所:タワーホール船堀(江戸川区総合区民ホール)4F研修室

東京都江戸川区船堀4-1-1・都営新宿線船堀駅下車1分(駅前)

プログラム(表中の括弧内の時刻は質疑応答・名刺交換の時間です)

時 刻 内 容 講 師
10:00-10:50
(10:50-11:00)
複雑化するバリアフィルムとその透過挙動
 キーワード:バリア性,複合フィルム,
    ハイバリア向け評価装置,定常状態
信州大学
 平田 雄一
11:00-11:50
(11:50-12:00)
(仮題)透明バリアフィルム
 キーワード:
凸版印刷(株)
 渡辺 二郎
12:00-12:50 昼 休 み  
12:50-13:40
(13:40-13:50)
(仮題)有機EL用バリアフィルム
 キーワード:
山形大学
 古川 忠宏
13:50-14:40
(14:40-14:50)
無機二元蒸着バリアフィルム
 キーワード:ガスバリア,防湿性,透明蒸着,包装フィルム
東洋紡(株)
 小林 正典
14:50-15:00 休 憩  
15:00-15:50
(15:50-16:00)
ハイバリアPETボトルの新規用途開発
 キーワード:プラズマコーティング,バリア性,保存期間
三菱樹脂(株)
 鮫島 拓也
16:00-16:50
(16:50-17:00)
(仮題)有機/無機ハイバリアフィルムの特性について
 キーワード:ガスバリア,有機EL,有機/無機積層
富士フイルム(株)
 藤縄 淳

主 催:プラスチック成形加工学会

協 賛(予定):

化学工学会,型技術協会,強化プラスチック協会,高分子学会,自動車技術会,精密工学会,繊維学会,全日本プラスチック製品工業連合会,日本機械学会,日本合成樹脂技術協会,日本ゴム協会,日本材料学会,日本接着学会,日本繊維機械学会,日本塑性加工学会,日本複合材料学会,日本プラスチック機械工業会,日本レオロジー学会,マテリアルライフ学会,SPE日本支部

定 員:60名(先着順,定員に達し次第締切)

参加費(税込み)

正会員・賛助会員 15,000円 学生会員 1,000円 協賛学協会員 25,000円
非会員 30,000円 学生非会員 3,000円 --- ---

申込み・お問い合わせ

 学会誌「成形加工」に綴じ込みの参加申込書をコピーするか,以下の「参加申込書」をダウンロードの上,必要事項を記入し,下記の学会事務局までFAXまたは郵送にてお申し込み下さい.なお,参加費は銀行振込,郵便為替もしくは現金書留でご送金下さい(ご希望の方には請求書をお送りいたします).なお、PDFファイルを開くにはAdobe社のAdobe Reader(無料)が必要です。

学会事務局

〒141-0032 東京都品川区大崎5-8-5 グリーンプラザ五反田第2-205号室
 一般社団法人プラスチック成形加工学会 事務局

TEL: 03-5436-3822, FAX: 03-3779-9698
郵便振替口座番号:00130-7-402104
銀行振込:みずほ銀行銀座中央支店(125)普通預金1952925
 名義)一般社団法人プラスチック成形加工学会