プラスチック成形加工学会

第138回講演会 バイオプラスチック関連技術の現状と今後の展望 -新素材開発と応用の最新動向-

開催日:2013年11月18日(月)

 低炭素社会や資源循環型社会の実現に向けた取り組みの一つとして,原料を石油に依存しないバイオプラスチックに注目が集まり,その普及が加速しています.従来,ポリ乳酸が市場を先行してきましたが,各社の研究開発によって様々なバイオプラスチックが製品に適用されるようになり,今後も更なる広がりが期待されています.
 プラスチック成形加工学会では,定期的にバイオプラスチックスに関する講演会を企画し,第一線で活躍されている講師の方々からその時々の最新動向についてのご講演をいただいてきました.本講演会では,バイオプラスチックの現状と展望および認証制度についての総括に続き,近年注目の集まっている耐熱性や耐久性を備えた高性能ポリ乳酸,ポリアミドや植物エラストマーなどの新規のバイオマテリアルの開発および製品への適用事例に関するご講演をいただき,更なるバイオプラスチックの普及に向けての情報交換,意見交換の場としたいと考えております.多くの方々のご参加をお待ちしております.

企画担当委員 南川慶二(徳島大学),泉本隆治(ブリヂストン),榎本和城(名城大学)

場 所:工学院大学 新宿キャンパス 高層棟28階第1・第2会議室

〒163-8677 東京都新宿区西新宿1-24-2

プログラム(表中の括弧内の時刻は質疑応答・名刺交換の時間です)

時 刻 内 容 講 師
10:00-11:20
(11:20-11:30)
バイオプラスチック技術の現状・今後の展望と製品認証制度
 キーワード:バイオマスプラスチックの意義,用途,
    既存プラスチックのバイオマス原料化,
    製品の認証制度,今後の見通し
日本バイオプラスチック協会
 猪股 勲
11:30-12:30 昼 休 み  
12:30-13:20
(13:20-13:30)
ポリ乳酸の高性能化技術および新しいバイオポリマー
 キーワード:ポリ乳酸,耐熱性,耐久性,バイオ由来
ユニチカ(株)
 川田 憲一
13:30-14:20
(14:20-14:30)
ヒマシ油由来高機能ポリアミド樹脂材料の特徴と用途展開
 キーワード:ポリアミド,ひまし油,植物由来,高機能
アルケマ(株)
 下西 祥幸
14:30-14:40 休 憩  
14:40-15:30
(15:30-15:40)
植物イソプレノイド由来高機能バイオポリマー
 キーワード:トチュウ,トランス型ポリイソプレン,
    熱可塑性エラストマー,植物由来,
    高機能バイオポリマー
日立造船(株)/大阪大学
 中澤 慶久
15:40-16:30
(16:30-16:40)
電子機器用バイオプラスチックの現状と将来展望
 キーワード:電子機器,ポリ乳酸複合材,セルロースの利用,
    カルダノール,機能性
日本電気(株)
 位地 正年

主 催:プラスチック成形加工学会

共 催:日本バイオプラスチック協会

協 賛(予定):

化学工学会,型技術協会,強化プラスチック協会,高分子学会,自動車技術会,精密工学会,繊維学会,全日本プラスチック製品工業連合会,日本機械学会,日本合成樹脂技術協会,日本ゴム協会,日本材料学会,日本接着学会,日本繊維機械学会,日本塑性加工学会,日本複合材料学会,日本プラスチック機械工業会,日本レオロジー学会,複合材料界面科学研究会,マテリアルライフ学会,SPE日本支部

定 員:100名(先着順,定員に達し次第締切)

参加費(税込み)

正会員・賛助会員 15,000円 学生会員 1,000円 協賛学協会員 25,000円
非会員 30,000円 学生非会員 3,000円 --- ---

申込み・お問い合わせ

 学会誌「成形加工」に綴じ込みの参加申込書をコピーするか,以下の「参加申込書」をダウンロードの上,必要事項を記入し,下記の学会事務局までFAXまたは郵送にてお申し込み下さい.なお,参加費は銀行振込,郵便為替もしくは現金書留でご送金下さい(ご希望の方には請求書をお送りいたします).なお、PDFファイルを開くにはAdobe社のAdobe Reader(無料)が必要です。

学会事務局

〒141-0032 東京都品川区大崎5-8-5 グリーンプラザ五反田第2-205号室
 一般社団法人プラスチック成形加工学会 事務局

TEL: 03-5436-3822, FAX: 03-3779-9698
郵便振替口座番号:00130-7-402104
銀行振込:みずほ銀行銀座中央支店(125)普通預金1952925
 名義)一般社団法人プラスチック成形加工学会